O脚改善のために!
ポジティブストレッチ 森の地下街店の中垣です!
今回はO脚について解説していきます!
姿勢のお悩みの1つとして気にしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
O脚とはどんな状態?
O脚とは!
”内反膝”と言い、両膝が外側に彎曲している状態。つまり、両膝のお皿がくっつかずに隙間があるので、脚全体の形が”O”のようになっている状態をいいます。
O脚セルフチェック
気を付けの姿勢で、内くるぶし同士をくっつけて立つ。正面から見て脚全体の形が”O”のようになっていませんか?
そこからさらに、「内もも・膝・ふくらはぎ」の間に隙間がありませんか?
膝の内側に指が何本入るか確認してみましょう! 2本以上指が入る人はO脚の可能性大です!
なぜO脚になってしまうのか?
O脚になってしまう原因は大きく3つあります!
先天性
=骨自体が変形しているケース
外傷きっかけ 生活習慣の癖
=筋肉や関節が原因のケース
1つずつより具体的にみていきましょう!
先天性
生まれつきO脚が強い 状態のこと。日本人の赤ちゃんは、生まれつきO脚が強いことがあります。
歩き始めの1-2歳くらいまでが特に変形が強く、その後自然と治っていくことを生理的O脚と言いますが、 成長してもO脚変形が残存する場合も 。
外傷きっかけ
膝の周りにある靭帯(MCL/内側側副靭帯・LCL/外側側副靭帯)のゆるみや欠損、外傷後の変形などがある。
生活習慣の癖
⑴姿勢不良・・・ 「足首~膝~骨盤」の歪み
EX)脚を組む、椅子に浅く座り後ろにもたれかかるなど
⑵歩き方
EX)内股/がに股
「内股」女性に多く、膝とつま先が内側に向いてる状態
「がに股」男性に多く、膝とつま先が外側に向いてる状態
歩き方の癖がある方は要注意!
歩行時には、 踵から着地して真っ直ぐ歩く のがベスト◎
⑶重心の位置
母趾球(親指の付け根)重心はGOOD〇 =内重心
小趾球(小指の付け根)重心はBAD× =外重心
重心の位置を内側に寄せることで、 外側広筋(外もも)のオーバーユースを防ぐ。
これらの生活習慣中の 悪い動き・姿勢 を長時間続けることで次第に癖になり、
身体のバランスが悪くなっていきます。
そのままにしてしまうと、 筋力低下・柔軟性不足 を招いてしまいます。
その結果身体に起こる変化として、
①内転筋群(内もも)が筋力低下で上手く使えなくなり、外側広筋(外もも)の使いすぎで柔軟性不足=硬くなる
②骨盤~膝~足首の関節に捻じれが生じる
といったことが起こってしまいます。
生活習慣や日常生活中の癖が大きく影響している為、まずは 普段の生活&姿勢から意識 していくことが大切です!
放っておくとどうなるのか?
O脚を放っておくと様々な不調/デメリットが現れてきます。
・ 基礎代謝の低下
・ 変形性膝関節症のリスクUP
・ 下半身太り/むくみ
→外側の筋肉ばかり使うため、偏った筋発達。大転子(外ももの出っ張り)がより外側に張り出して見えることで、脚が太く見える。
・ 身長が縮む
O脚がきっかけで、必要以上の負担が身体の各所にかかります。
ある箇所に負担がかかると、それをカバーする為にまた違う箇所に負担が・・・どんどん違う場所に負担・疲労感が重なっていってしまいます。
様々な 不調が出てしまう前に、予防・改善していくことが大切 です。
O脚改善のために
まずは、O脚に関わる主な関節として、
「股関節」「膝関節」「足関節」があり、これらの関節に関わる筋肉を狙ってアプローチしていきます!
ではもっと具体的に・・・大きく分けて3つのことをしていきます。
⑴ 骨盤~膝~足首の関節の捻じれを取る
◎膝とつま先の向きを揃える → ×ニーイントゥーアウト(膝/内向き つま先/外向き)
日常的に つま先・膝の方向を揃える 意識をしていきましょう。
⑵ 緊張している筋肉の緩和&柔軟性UP
◎ふくらはぎのストレッチで足首の柔軟性をUP
足首の硬さは歩行動作に大きく影響し、その足首の硬さはふくらはぎの硬さが原因になっています。
つまり、
ふくらはぎの柔軟性=足首の柔軟性とイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います!
足首の柔軟性がUPすると、足首の可動域が広がり、柔らかく・滑らかに足首を使える ようになります。
それにより「歩き方」で理想とする、踵から着地する歩き方が出来るようになります。
壁に手を当てて、脚を前後に開いて後ろ側のふくらはぎを伸ばします。
踵は床につけたまま、体重を前の方にかけて いきましょう!
20~30秒程度/2~3セット
痛すぎる必要はないので、痛気持ちいいなと感じるくらいの強さで行いましょう!
◎臀部から脚全体外側をマッサージ等でほぐす
O脚の人は外側優位の重心の為、常に外側の筋肉が頑張りすぎている状態です。
そのままにすると、 張り感 や 筋緊張 が強くなってしまうのでほぐして緩めてあげることも効果的。
フォームローラーを使うのもおすすめです◎
⑶ 足りない筋力のトレーニング
◎内転筋群(内もも)のトレーニング
内側広筋を鍛えて外側の筋肉を使い過ぎないように、内と外のバランスを整える。
①足を腰幅より広めに開き、 つま先と膝は同じ向き に
②股関節を折りたたんで、お尻をゆっくり落とす
③前ももが床と並行になるくらいまでお尻を落としたら、ゆっくりと元のスタンスに戻る
※お尻を落とした時、膝がつま先よりも前に出ないように、 内ももに効かせる意識で!
10~15回/2~3セット 出来る範囲で無理なく行いましょう!
まとめ
O脚は先天性のものもありますが、ほとんどが日々の生活中の癖・姿勢不良がきっかけになっています。
柔軟性の低下・筋力不足は改善できます◎
なかなか治らない… 何をしたらいいか分からない… という方は今回ご紹介した意識編からでも大丈夫です!出来る範囲でコツコツ頑張っていきましょう!
以上、ポジティブストレッチ 森の地下街店の中垣でした!
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