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【胸郭出口症候群(TOS)】腕や肩回りの痺れはこれかもしれない!?

【胸郭出口症候群(TOS)】腕や肩回りの痺れはこれかもしれない!?

ポジティブストレッチ谷川です!

 

今回は、症状が多いであろう胸郭出口症候群、通称TOSについてお話をしていこうと思います。

 

※前半は難しいことを説明しますが、後半に簡単にまとめた説明もしてます!

 

 

胸郭出口症候群(TOS)とは?

 

腕神経叢(わんしんけいそう)が頸部から上肢に至る間に狭い間隙(かんげき)で絞扼(こうやく)を受ける絞扼性神経障害のこと。

 

 

症状

上肢の痺れ、肩や腕、肩甲骨周辺に痛みが生じます。

冷感や鈍痛、チアノーゼ、浮腫も見られます。

 

 

 

 

冷感や鈍痛が起こる理由

上肢の末梢血管を支配する交感神経が興奮(働く)すると

血管が拡張されるが、TOSにより圧迫された状態では伝わりません。

つまり、TOSが原因で交感神経が働かないことで冷感を感じ

特に前腕部にある正中神経や尺骨神経は交感神経線維が多い為、前腕部に冷感が出やすいです。

 

 

 

TOSになる主な原因とは?

 

TOSには3つのトンネルで絞扼され障害が発生します。

 

 

 

 

①斜角筋隙(斜角筋症候群)

前斜角筋と中斜角筋と第一肋骨で構成された1つ目のトンネル。

このトンネルでの主な原因は斜角筋の拘縮(硬さ)です。

斜角筋が硬くなることにより、肋骨を引き上げTOSを発症させます。

 

 

前斜角筋
起始:第3~6頸椎の横突起

停止:第一肋骨前面

作用:第一肋骨の引き上げ、頸椎の側屈、反対への回旋

 

中斜角筋
起始:第2~7頸椎の横突起

停止:第一肋骨後面

作用:第一肋骨の引き上げ、頸椎の側屈、反対への回旋

 

 

主な症例

デスクワークで疲労が蓄積し、筋肉が過緊張することで発生します。

特にいかり肩の人が多く、いかり肩は男性に多いです。

また、放散痛と言って、斜角筋隙で生じた時はそのトンネル部位とは別の肩周辺に鈍痛が起こります。

 

 

いかり肩とは?
鎖骨→挙上

肩甲骨→上方回旋、内転

胸椎→伸展

肋骨→挙上

頸部の筋肉の発達などにより、この状態になり、斜角筋隙で絞扼されやすいです。

いかり肩は主に神経を圧迫させます。

 

 

対処法

斜角筋を緩める事

(前斜角筋と中斜角筋は作用が同じなのでストレッチではまとめてアプローチが出来る)

いかり肩に関わる筋肉を緩める事

(僧帽筋、菱形筋などの柔軟性を高める)

 

 

 

②肋鎖間隙(肋鎖症候群)

鎖骨(鎖骨下筋)と第一肋骨でできた2つ目のトンネル(骨性トンネル)。

鎖骨下筋などの拘縮により鎖骨が下に下がり(下制)、TOSの症状が発生します。

 

 

 

鎖骨下筋
起始:第一肋骨とその軟骨の上部前面

停止:鎖骨の中央部下縁

作用:鎖骨を前下方へ引き下げる(鎖骨の下制)、関節の安定化

 

 

主な症例

斜角筋隙とは反対になで肩の人に多く、なで肩は女性に多いです。

鎖骨の動きは肩甲帯の動きにも関係してくるので、

肩甲帯周辺の筋肉の拘縮や低下により鎖骨を下制させ症状を引き出すことも考えられます。

 

 

 

なで肩とは?
鎖骨→下制

肩甲骨→下方回旋、外転

胸椎→屈曲

肋骨→下制

筋力の低下により、重力などに負け、肩全体が下制します。

なで肩の場合は牽引力が増加します。

 

 

対処法

鎖骨下筋を緩める

なで肩に関わる筋肉をアプローチ

ストレッチ→僧帽筋下部、小胸筋、大菱形筋など

筋力強化→僧帽筋上部、肩甲挙筋、小菱形筋、前鋸筋など

 

 

鎖骨や肩甲骨の可動域を確認したうえで対処するのがオススメ!

 

 

 

③小胸筋下間隙(過外転症候群)

小胸筋と烏口鎖骨靭帯が構成する3つ目のトンネル(線維性トンネル)。

主な原因は小胸筋の拘縮によりTOSを発症させます。

 

 

小胸筋
起始:第3~5肋骨の前面

停止:烏口突起

作用:肩甲骨の外転、下方回旋、下制

 

 

 

主な症例

烏口突起の下を神経や血管が通っています。

しかし、小胸筋の拘縮により

肩関節の外転時に肩甲骨が上手く上方回旋せず、絞扼が起きてしまいます。

洗車やつり革を持つときに多く、

また、なで肩の人はこの小胸筋隙も多いです。

 

 

 

 

対処法

肩甲骨を下方回旋させる筋肉の柔軟性強化(小胸筋、僧帽筋下部、大菱形筋)

なで肩へのアプローチ

 

 

 

ここまででわかったこと

さて、少々難しいことがたくさん書いてありましたが、上記のことを簡潔にまとめます。

 

TOSというのは

神経が筋や骨に締め付けられ 腕や肩回りにしびれが出る症状です。 

 

原因は

 3つのトンネルに関係する筋肉が硬いことです。 

 

その筋肉が硬くなれば

いかり肩なで肩になる人が多いので、

ストレッチや筋力強化をして姿勢改善、TOS改善をしていくことが大事になります。

 

 いかり肩は主にストレッチ   なで肩は主に筋力強化 が必要です。

 

 

TOSへの予防と改善

なで肩といかり肩をアプローチしていくことが必要ですが、

ここでは、各トンネルに対しての説明でしていこうと思います。

結果としては同じ必要なことをしますので、問題はないです。

 

 

①斜角筋隙へのアプローチ

各ストレッチ15秒ほど伸ばしましょう!

1日二回ほど行えると良いです。

 

②肋鎖間隙へのアプローチ

各ストレッチ15秒ほど伸ばしましょう!

1日二回ほど行えると良いです。

トレーニングは10回3セット行いましょう!

 

③小胸筋下間隙へのアプローチ

各ストレッチ15秒ほど伸ばしましょう!

1日二回ほど行えると良いです。

トレーニングは10回3セット行いましょう!

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

TOSは大体首、肩周りと考えていた方も多いと思います。

また、手や腕にも痺れが来るので、関係ないと思っていた方も多いかと思います。

 

この記事を読んで少しでも改善がみられると良いと思います。

ただし、あくまで参考にすぎませんし、自分の身体を理解しきれないのも現状です。

無理せずやることが大事ですし、一度、専門医に診てもらい、判断してもらうことをおすすめします!

 

焦らず、出来ることから行動してみましょう!

 

以上、谷川でした!


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