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スタティックストレッチってどんなストレッチ?

スタティックストレッチとは

ストレッチには様々な方法があり、得られる効果も変わってきます。今回ご紹介するのは、筋肉への負担が少なく安全に行えるスタティックストレッチです。では早速、詳しい内容や目的などについて見ていきましょう。

スタティックストレッチとは

反動や動きは使わずに筋肉をゆっくり伸ばしていくストレッチ方法のことを、スタティックストレッチと言います。

「スタティック=静的」を意味しており名前の通り静かにゆっくりと行うので、筋肉への負担が少なく安全に行えます。

筋肉は急激に伸ばされると、筋紡錘(きんぼうすい)が動き筋肉を収縮させてしまいます。そのため反動をつけたストレッチは、筋紡錘の動きによって収縮し柔軟性が低くなってしまう恐れがあります。

逆に静かに行うスタティックストレッチは、反動や動きを使わないので、柔軟性を高める効果が期待出来ます。

広いスペースを使わないので、ご自宅でも簡単に行えるストレッチです。

スタティックストレッチの目的

ゆっくりとストレッチを行うのには、3つの目的があります。それぞれ見ていきましょう。

①柔軟性を高める

スタティックストレッチを行うと、関節可動域が大きくなります。身体の動く大きさとも言える関節可動域が拡大されることで、柔軟性を高めることができるのです。

関節の動きが悪いと、スポーツをした際にケガをするリスクが高くなります。

体育の授業で、運動をする前後に軽いストレッチをした経験があると思います。実は授業で行われる前屈や柔軟体操はスタティックストレッチに当てはまるのです。先生が「運動前(後)にストレッチで身体をほぐしましょう」なんて言っていませんでしたか?

実際にゆっくりとストレッチを行うことで身体をほぐし、柔軟性を高める効果を期待できます。ケガのリスクを減らすだけでなく、運動パフォーマンスも上げてくれます。

②身体と心をリラックスさせる

スタティックストレッチは、身体と心をリラックスさせてくれます。

理由は副交感神経が優位に動きやすくなる効果があるからです。副交感神経が動くことで、身体がリラックス状態になるのです。

また、脳と身体は深い繋がりがあります。1日10分程度スタティックストレッチを行うだけで、身体だけでなく心もリラックスして、落ち着いた気分になれます。

心を落ち着かせたいときや、前向きな気持ちになりたいときにもおすすめです。

③血液循環の改善

血液循環の改善も目的の1つです。

筋肉のまわりには沢山の血管が通っています。筋肉が萎縮すると、血行がどんどん悪くなっていってしまいます。スタティックストレッチでゆっくりと筋肉を動かすことで血管にも刺激を与え、血液循環が良くなるのです。

血液循環が良くなると、肩こりの予防や基礎体温、代謝アップの効果が期待出来ます。

すぐに効果が期待出来るわけではありませんが、毎日続けることで血液循環が徐々に改善されていくのが実感出来るはずです。

効果を上げるストレッチ方法

スタティックストレッチをより効果的にするには

●どこを伸ばしているのかを意識する
●ゆっくりと筋肉を伸ばし腹式呼吸を意識する
●副交感神経が優位に動きやすい運動後や就寝前に行う
●屋内など身体が冷えない場所で行う

以上のポイントを意識してみましょう。

スタティックストレッチは反動や動きは使わず、腹式呼吸を意識しながらゆっくりと行うことでより効果が期待出来ます。

呼吸を止めると身体は緊張状態になり筋肉が固くなってしまいます。ゆっくり息を吸って吐いてを繰り返しながら行って下さい。

ストレッチは「気持ち良い」と感じる範囲で行うことが大切です。過度な動きや激しい痛みを伴うストレッチは筋肉を痛める原因になってしまいます。無理のない範囲で、続けていきましょう。


齊藤 喬
ストレッチトレーナー齊藤 喬

ポジティブストレッチ今池店 店長
〒464-0850 愛知県名古屋市千種区今池5丁目4-3 神谷ビル1階
TEL:052-439-6550
ストレッチ専門店を「金山、一宮、春日井、小牧、岡崎、豊橋、豊田」
でお探しの方もWelcomeです!

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