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顎関節症とストレッチ!?


ポジティブストレッチ西手です。

 

今回は顎関節症とストレッチの関係性について書きたいと思います!

 

まずは顎関節症と肩こりについて!

顎関節症と肩こりは実は密接な関係があります。

ひどい肩こりは何をやっても改善せず、悩んでいたら実は顎関節症が原因だったということも少なくないのです。

また、顎関節症による肩こりを放置していると両方の症状が悪化するだけではなく、頭痛や耳鳴り、めまい、さらには自律神経失調症やうつ病の引き金にもなりうるので非常に怖いものです。

 

1.顎関節症について

 

顎関節症とは顎関節周囲で何らかの問題が起こっている状態を言います。

症状として、

・口を開けると痛い

・口が大きく開けられない

・口を開けたときに顎やこめかみがカクカクするといったものです。

原因は

・顎関節にある繊維組織がずれる

・顎を動かす筋肉が炎症を起こす

・顎関節を構成する骨が変形をしているなどです。

 

顎関節症と肩こりの関係性は、顎関節症になると顎の筋肉が緊張状態になります。顎の筋肉が緊張すれば、すぐ近くにある首や肩の筋肉も緊張し、肩こりや首こりを引き起こします。加えて顎関節の痛みにより身体に力が入ってしまい、それが肩こり首こりを引き起こすことも少なくはありません。

 

2.顎関節症による肩こりの判別方法

 

①片方の肩や首に強い「こり」

顎関節症の原因として、噛み合わせや姿勢の悪さ、頬杖をつく癖があるといったことが挙げられます。

顎関節症になる人は身体の左右に歪みを抱えていることも多いため、肩こりの症状にも左右による違いが生まれやすくなります。

 

②左右で目尻や口角の高さが違う

顔のパーツの歪みや使い方の癖で顎関節症が引き起こされることもあります。分かりやすいのは目尻や口角の高さです。鏡を正面に左右の目尻や口角の高さを確認してみましょう!!!

左右差があり肩こりに悩まされているのであれば顎関節症が原因かもしれません。

 

③ストレートネックになっている

 

首を形成している骨を横から見てみると本来は自然なS字カーブが描かれているのですが、姿勢の悪さや首周囲のケガなどでカーブが失われまっすぐになってしまうことがあります。これを「ストレートネック」と言いますが、ストレートネックは首が受ける衝撃を吸収できないため、首周囲の筋肉に大きなストレスがかかるのです。顎の筋肉も影響を受けやすいため、ストレートネックから顎関節症、そして肩こりにつながっている可能性も考えられます。

 

④歯ぎしりや食いしばりがある

歯ぎしりや食いしばりは、顎関節症を引き起こす原因の1つです。歯ぎしりや食いしばりに加えて、肩こりがある場合は顎関節症が関係しているかもしれません。

 

⑤口を開けたり、咀嚼(そしゃく)すると痛みがある

顎関節症の特徴的な症状として、口を開けた時や咀嚼時の痛みがあります。よって、口を開けた時や咀嚼時の痛みと肩こりがある場合は顎関節症のサインとも言えます。

 

⑥その他

上記で挙げた以外にも

・食べ物を左右どちらかで噛む癖がある

・食べ物や飲み物を飲み込みにくい

・うまく表情が作れない

・話しづらい

・頭痛

といった症状があれば顎関節症が肩こりの原因になっている可能性があります。

 

3.顎関節症を治すと肩こりが改善する理由

・顎の筋肉が緩められる

顎関節症では顎の筋肉が緊張状態になっています。顎の筋肉が緊張すればその周囲にある首や肩などの筋肉も緊張し、それが「こり」の原因になっています。よって、顎関節症を治して顎の筋肉の緊張状態を解いてあげることにより、首や肩の緊張も緩み、肩こりが改善されます。

・顎の痛みが解消する

顎関節症の痛みにより、肩に余計な力が入っていることがあります。そのことが原因で肩こりになっている場合は顎関節症を治すと顎の痛みから解放されるので肩に余計な力が入ることがなくなり、かたこりが改善されるのです。

・姿勢が良くなる

そもそも顎関節症には姿勢の悪さが関係していることが少なくありません。姿勢の悪さにより顎関節症が発症し、顎関節症の痛みにより姿勢の悪さが悪化するという悪循環を起こしていることもあります。その悪循環を断ち切ることで姿勢は良くなり、身体の歪みが原因である肩こりの改善が見込まれます。

 

4.顎関節症を放置する危険性

・悪化の一途をたどる

顎関節症が肩こりの原因となっている場合、顎関節症の痛みでさらに力が入る、身体が歪むなどします。

結果的に肩こりは悪化の一途をたどっていくでしょう。

・口の開閉がスムーズにいかなくなる

顎関節症を放置すると繊維組織のずれが大きくなる。筋肉の緊張状態が進む、筋肉の炎症や骨の変形が悪化するなどで、最後には口の開閉がスムーズにできなくなります。また、機能的には問題がなくても顎関節症の痛みがあることで無意識に口を大きく開けられなくなることもあります。

・五感に異常が出てくる

顎に近い歯や舌の痛み、味覚異常の他、目の疲れや耳鳴りなど五感にまで影響していきます。さらに悪化すると手足のしびれや呼吸のしにくさを感じるといった非常に怖い状態になることもあるのです。

・うつ病の引き金になる

顎関節症による不眠や痛みなどによりうつ病になる場合と、顎関節症の原因とうつ病の原因とが似通っていることにより両方を発症する場合がある。後者では例えば身体の歪みが原因で噛み合わせが悪いままでいると脳が大きなストレスを感じ、些細なことでうつ病を発症しやすくなるということがある。

・耳鳴りがするようになる

耳が付いている側頭骨と下顎の骨によって構成される関節が顎関節です。そのため顎関節症になると耳にも影響を及ぼし、耳鳴りとして症状が現れることがある。

・めまいが起こるようになる

人間は内耳にある三半規管と耳石器の働きにより身体の平衡感覚を保っています。顎関節症の影響が耳に及ぶとそれらの器官や働きにも異常がきたすようになり、平衡感覚を失ってめまいを起こすようになります。

・自律神経失調症の原因となる

自律神経は活動したり、緊張したりすると働く交感神経と、休んでいる時やリラックスしている時に優位に働く副交感神経から成り立ちます。本来両者の神経は状況によってバランスをとって働きますが、顎関節症により脳がストレスを感じると交感神経ばかり優位に働きます。その結果バランスが崩れ、自律神経失調症をきたすことがあるのです。

 

以上が顎関節症についてです。

一言に顎関節症と言っても重症度や人によって症状が変わってくると思います。

顎関節症になっていると身体の歪みによって不調が出てきます

ただ、その不調に対してできることがあるということを知っていただきたいです!!!

 

それが顎周囲や首、肩の筋肉を緩めることです。

緩めることによって口が大きく開くようになります。そのため気を遣わずに食事が楽しめたり、仕事の効率が上がったり、表情が豊かになるのです。

 

そのためにはまず、緊張している筋肉たちを緩めていきましょう!

緩め方にもいろいろあると思いますが、ここではストレッチによる緩め方をご紹介します。

①首の筋肉

写真のように伸ばしたい側の肩を反対の手で押さえ、押さえている手と頭を遠ざけるように頭を倒していきます。

張りを感じる程度で止め、20~30秒伸ばしてください。

反対も同じようにやってみてください。

これをやるだけでも首がスッキリするはずです。

 

②肩甲骨周りの筋肉

身体の前で手を組み、肩甲骨を広げるイメージで背中を後ろに突き出します。

後ろから見るとこのようになります。

矢印のように肩甲骨同士を離していくことができれば理想ですが、背中を伸ばすだけでも身体は変わっていきます。

同じように張りを感じるところで止め、20~30秒伸ばしてください。

肩甲骨周りもこれでスッキリできましたか?

 

他にもありますが一気にできるようにはなりません。

また、パーソナルストレッチですと一人で行うセルフストレッチでは伸ばせないようなところまで伸ばすことが可能です。興味が出た方は一度ポジティブストレッチの店舗で受けてみることもおすすめします。

 

+スポーツ、+健康で笑顔の多い毎日(Enjoy Life)を。
それではまた次回!
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齊藤 喬
ストレッチトレーナー齊藤 喬

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