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アスリートの【スピード】を手に入れろ!~腸腰筋との関連性~


足を速くするには腸腰筋が大切ということをお伝えしていきます、ポジティブストレッチ谷川です!

 

以前にも腸腰筋についてはたくさんお話していきました。

 

まだまだ語れる腸腰筋。

 

今回は

 

足を速くするためにどう腸腰筋を使うのか?

 

実際に居るアスリートのお話と混ぜながら解説をしていこうと思います。

 

スポーツのパフォーマンスを上げるうえで必要なメカニズムが沢山あります。

 

今回、お話するスポーツ以外にも役立つことがとても多いのが腸腰筋です。

 

一人でも多くのスポーツマンにとって参考になれたら嬉しいです。

 

それではさっそく解説をしていきましょう。

 

 

 

 

野球界のレジェンドがこの腸腰筋を使っていました!

 

 

 

野球では打者にとって 足の速さ は重要ですよね。

 

野球ゲームでも打者はパワーミート走力の項目で能力値が付けられるほど。

 

正直、持久力はいらないです。あの短い塁間をいかに トップスピード で走れるかが必要になりますから。

 

野球では 盗塁 の時と 内野安打 になった時が一番足の速さが際立つのではないでしょうか?

 

その場面で腸腰筋というのはかなり働きます!

 

そんな、腸腰筋をしっかり使い、内野安打や盗塁を量産した安打製造機、野球界のレジェンド。

 

それが

 

 

イチロー選手

 

イチロー選手といえば誰もが知る走攻守全てにおいてトップクラスの方で

 

何よりも 柔軟性 がすごいです!

 

暇さえあればストレッチしてるんじゃないかと思うくらいです!

 

腸腰筋を最大限に利用できるのも、この柔軟性があってこそなので

 

柔軟性がある前提でこの後はお話します。

 

柔軟性がない方、諦めてはいけません。

 

腸腰筋が柔らかくなれば、股関節周りが柔らかくなっていくので

 

この話を聞いたうえで腸腰筋のストレッチがいかに大事かを知ってもらえたら

 

あなたもイチロー選手みたいに腸腰筋を使えるようになります!

 

では、イチロー選手がどのようにして腸腰筋を使っているのか、お話していきます。

 

 

腸腰筋の伸張反射

 

 

結論から言いますと

 

イチロー選手は腸腰筋を 伸張反射 させて爆発的なトップスピードを引き出しています。

詳しくお話していきます。

 

まずは聞きなれない伸張反射です。

 

伸張反射とは?
筋が急激に伸ばされると筋紡錘が反応して、筋を収縮させようとする防衛反応。

 

 

簡単に言うと

 

筋が急激に伸ばされるとその筋は縮もうと反射することです

 

 

この伸張反射はストレッチの種類によって活用する場合と活用してはいけない場合のものがあります。

 

まず、ストレッチ専門店でも活用しているストレッチは 静的ストレッチ といい

 

伸張反射を起こしてはいけない部類になります。

 

静的ストレッチはゆっくりと時間をかけて行うもので柔軟性を主な目的とし、

 

様々なお身体のお悩みに対してアプローチが出来ますが、伸張反射を起こしてしまうと

 

筋肉が縮んでしまうので、柔軟性は得られません。

 

あくまで伸ばしつづけるのが静的ストレッチで柔軟性の効果が期待できるからです。

 

伸張反射を利用するのが反対の 動的ストレッチ です。

 

動的ストレッチで代表的なのがラジオ体操ですね。

 

ストレッチと謳っていますが、柔軟性が得られるわけではありません。

 

伸張反射を利用しているので、筋肉を収縮させることが目的で

 

神経系の働きや筋肉の収縮しやすくなることが効果になります。

 

 

動的ストレッチほどの運動レベルでは上記の効果になりますが

 

多くのスポーツではこの伸張反射を利用してパフォーマンスを高めます。

 

例えば ジャンプ 

 

やろうと思えば何気なく行っていますが、実は伸張反射を利用しています。

 

ジャンプでは足首の足関節、ふくらはぎの筋肉を主に伸張反射させ、高くジャンプすることが可能になります。

このような反射を利用してイチロー選手は爆発的な力を引き出しています!

 

そして大事なのは腸腰筋を伸張反射させるために身体の使い方です。

 

 

 

 

イチロー選手の腸腰筋の使い方

 

 

腸腰筋は股関節の動きで伸縮します。

 

股関節を動かして伸張反射をさせれば当然簡単ですが、より起こしやすくするために

 

イチロー選手は股関節を 内旋 させています。

腸腰筋は股関節の屈曲と外旋で収縮します。

 

伸張反射を起こしやすくするためには

 

反対の動きを急激に動かします。

 

単純な伸張反射を起こすには伸展だけですが

 

ここにさらに 内旋 を加えることでより爆発的な伸張反射を起こしやすくなります。

 

イチロー選手のバッティングフォームを見てもらうとわかりやすいのですが

 

股関節が常に内旋位に入っています。

 

つまり、

 

いつでも腸腰筋の伸張反射を起こせるという事です。

 

これが、イチロー選手の凄さです!

 

この腸腰筋を手に入れるための日々のトレーニング、ストレッチをご紹介したいと思います!

 

 

 

 

イチロー選手になるための腸腰筋トレーニングとストレッチ

 

 

腸腰筋を活用するには体に使い方を覚えさせることが大切です。

 

つまり、必要な動きを反復させます。

 

 

腸腰筋のストレッチ

 

やり方

片膝立ちになり重心を前にして伸ばす。

20~30秒間伸ばし続ける。

ポイント

・後ろのつま先は寝かせる。

・上体を倒さず地面に対して垂直になるよう胸を張って保つ。

・前の膝はつま先よりも前に出ないくらいの足幅で調整し、踵は必ず地面に着く位置。

・股関節を内旋させながら脚を伸ばす。

 

 

腸腰筋のトレーニング

 

やり方

膝を曲げて脚を開いて膝を交互に内側にパタンパタンとさせる。

15~20回繰り返す。

 

ポイント

・脚は開いた方が内に入れやすい。

・最初は体幹との距離を開けて行い、慣れてきたら体幹との距離を近づけ行う。

・体幹も一緒についてきていいので最初はとにかく内に入れ、慣れてきたら骨盤までの動きで内側に入れる。

 

 

中殿筋トレーニング

 

やり方

先ほどのパタンパタンの形で片脚を内に入れた状態で足首を上げるように太ももから捻る。

片方10~15回程度行う。

 

ポイント

・体幹を一緒に捻らないようにする。

・膝の角度は90度くらいに保ち行う。

 

 

 

腸腰筋を柔らかくして股関節の可動域が上がったとしても

 

筋肉をしっかり収縮させるような引き出しも重要です。

 

その為に内旋に関与する中殿筋などもトレーニングしておくとより効果を発揮しやすいです!

 

 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

トップアスリートはインナーマッスルもしっかり使いこなせています。

 

そして、柔軟性もしっかりあります。

 

それが結果として怪我無く、常に最高のパフォーマンスを引き出せる秘訣になります。

 

スポーツをやっている方は少しでもベストを出すためにここぞというところで頑張りたいときがありますよね。

 

そんなときのために日頃からストレッチや筋トレなどで準備しておくことが大切になってきます。

 

まずは腸腰筋からストレッチしていきましょう!

 

以上、谷川でした!


齊藤 喬
ストレッチトレーナー齊藤 喬

ポジティブストレッチ今池店 店長
〒464-0850 愛知県名古屋市千種区今池5丁目4-3 神谷ビル1階
TEL:052-439-6550
ストレッチ専門店を「金山、一宮、春日井、小牧、岡崎、豊橋、豊田」
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